ゴールボールとは
アイシェードと呼ばれる目隠しをして鈴の入ったボールを投げ合い得点を競うスポーツです
アイシェード
スキーのゴーグルと同じような形状ですが一切光が入らず、完全に見えません。
試合中コートに入る選手は必ずこのアイシェードを装着しなければなりません。
これにより公平性が保たれ、視覚障がいの有無や程度に関係なく、全ての選手が同じ条件でプレイすることができます。
ボール
大きさはバスケットボールとほぼ一緒ですが、重さは約2倍の1.25kgあります。
硬いゴム製であまり弾みません。ボールには溝と8個の小さな穴が開いています。
中には鈴が2個入っており、選手はその鈴の音とボールが床を叩く音を頼りにプレイします。
コート
大きさは6人制バレーボールと同じ9m×18mです。コートの両サイドにサッカーゴールと同じようなコート幅と同じ9m(高さは1.3m)のゴールが設置されています。
コート内のライン全てに太さ3㎜のひもが入っており手や足裏で触って分かるようになっています。
コートは大きく3つのエリアに分かれ、自陣のゴールから6mがチームエリア、センターラインを中心とする真ん中のエリアがニュートラルエリア
主なルール
- 1チーム3人(控え選手は3人までベンチ入り可能)
- 試合は12分ハーフの24分。同点の場合は延長戦。10点差がつくとコールド
- ボールがゴールラインを完全に超えると1点
- 互いにボールを投げ合い、攻守を繰り返しながら得点を競う
- ペナルティを取られるとサッカーのPK戦のようなペナルティスローを受ける その際はゴールを1人で守らなければならない
主なペナルティ
- ハイボール
投球されたボールがチームエリア内に1回も触れなかった反則 - ロングボール
ハイボールではなかったが、ニュートラルエリア内に1回も触れなかった反則 - 10セカンズ
相手から投球されたボールがチーム内の選手に最初に触れた時点から10秒以内にボールを投げ返し、さらにそのボールがセンターラインを超えなかった反則 - アイシェードタッチ
試合中、コート内の選手がアイシェードに触れた反則
外部リンク 日本ゴールボール協会